本クラブのロングジャンプメンバーで,大阪府立摂津高等学校へ遠征をしてきました。
摂津高校の坂部先生は,現在日本の跳躍指導の最先端で活躍されている先生です。縁あってお願いしたところ,快諾して下さり,今回の遠征が実現しました。
当日は三重県の中体連跳躍チームも参加しており,いろいろな面で刺激をもらうことができました。
練習は,体幹を中心とした補強を含めて1時間程度のアップを終え(この時点で中学生はかなりきていました),跳躍の練習へ。練習開始から徹底して言われていたのは「適当に体を扱うな!」ということでした。
踏切の局面はもちろん,それ以前の助走,さらには1歩目のスタートから意図的に体を操り,踏切に向かって行く,という内容であったと思います。その前提になっているのは,ウォーミングアップで行った「クリーチャー」と呼ばれるトレーニングから,体幹をしめた状態で丁寧に胴体や足を操作する意識から始まっていました。
練習をすすめると,みるみるうちに動きが変わり,参加したほぼ全員が13歩助走で自己ベストをクリアする跳躍を見せていました。
ひとまずは5月11日の春季大会,そして全中への出場を決めて大阪の大舞台で勝負することができるように,今回教えていただいたことを自分のものにできるといいですね。
聞くところによると大阪でも翌日から総体の地区予選が始まるとのこと。本当に忙しい中,親身に指導をした下さった坂部先生,本当にありがとうございました!