「感染拡大を防ぐ」クラブとしての対応 | JACTの挑戦

「感染拡大を防ぐ」クラブとしての対応

 緊急事態宣言の発令を受ける形で,2月28日から始まった休校措置が延期されました。時間の過ごし方が難しい期間が続きますね。日本陸上競技連盟は,6月末までの大会開催について中止もしくは延期とすることを求めています。おもっていたよりも厳しい状況です。

 4月3日に豊橋市でも感染者が確認され,JATCTの活動も休止をしています。現在のところ,再開の目処は立たないと言うしかない状況です。メンバーの皆さんには,現在の状況を正しく理解して,「今できる最大限の努力」を見つけて欲しいと思います。

□新型コロナウィルスの特徴□<
・感染力が高い。
・潜伏期間が長い。
・気管支や肺の細胞との親和性が高く,呼吸器系の炎症を引き起こす。
・比較的高齢者や基礎疾患のある場合に重症化しやすい。
・症状の進行が早く,悪化し始めたらすぐに呼吸不全におちいりやすい。
・感染者の内,8割程度は軽症。2割程度が重症化している。日本の場合は感染者に対する死亡率は0.5%程度。

□考えられる危険性□
 日本では,「発熱から4日経過」が検査の対象になるということです。これは,重症の患者の命を救うために,医療体制を維持するという考え方で,大切なことであると思います。
 反面,軽症者や無症状の感染者は「新型コロナウィルスに感染している」ことを知らずに日常生活を過ごすことになります。中学生も例外ではありません。実は感染している人が,そのことを知らずに過ごしているうちに,知らず知らずのうちに周りの人に感染を広げてしまう可能性が高い,ということが最大の懸念事項です。
 豊橋市でも感染者が報告されており,すでに感染が拡大していると考えるのが自然です(ただし,発症して検査を受け「感染」とされるとは限りません)。
 そして,中学生など若い世代では症状が軽く家族や身近な高齢者が重症化して亡くなっていくことが考えられます。

□JACTの活動の基本的な考え方□
 現状では,「命を最優先にする」という考えが基本です。
 JACTのメンバーとその家族を感染の危険にさらさないために,「1カ所に集まっての練習」は当面難しいと考えます。そして,メンバーには新型コロナウィルスに感染することの危険性を正しく理解をして行動をして欲しいと思います。いろいろな場面で言われることですが,
 ①マスクを着用して自分の飛沫が拡散することを防ぐ。
②こまめに手指の洗浄・消毒を行う。不用意に顔を触らない。
③「密室・密集・密接」を避ける。

 緊急事態宣言が出される状況の中で,まずは感染拡大を防止するための正しい行動ができるようにしていきましょう。

□今後の活動について□
 ・新型コロナウィルスの市内における感染状況の推移を分析しながら,今後の活動について決定していきます。
 ・動画をもとにしたオンライン個別指導などについて準備をしています。


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