「速く走る」ってどういうこと?
JACTでは、走るスピードを「ピッチを上げる」ことと「ストライド(JACTではフライングディスタンスと呼んでいます)を伸ばす」ことに分けて、トレーニングを行っています。
ピッチ=「上げる」、ストライド=「伸びる」ととらえて、狙いを明確にしたトレーニングを実践しています。
「ストライド」を向上させるためには、
- 筋力を中心にした体力向上
- 筋肉の稼働率を上げる
- 効率よく地面に力を伝えるポジション
- 重心をスムーズに前方に運ぶ動き
といったことが必要です。どれも地道な練習を継続していくことで身についてくるものです。
一方、「ピッチ」の向上には「動作の切り替えを速める運動神経の切り替え」が第1歩で、特に中学生ではトレーニングを始めると比較的早く効果が見られることが多いと感じられます。
「出力を上げる」トレーニング
11月14日(日)の練習は豊岡中学校のグラウンドをお借りして行いました。
約30名ほどの選手が参加をして、良い活動ができたと思います。
今回の練習のポイント
- 地面に力を伝える
- ピッチを上げた動きを覚える
練習の様子
1.ウォーミングアップ
体幹を刺激する内容を中心に行いました。
2.股関節の出力を上げる練習
股関節のポジションを確認しながら、「思い切り力を出す」ことを繰り返し行いました。
3.ピッチを上げる練習
メトロノーム音に合わせてしっかり足を上げて「1秒間に4.7歩」のリズムで走ります。
最後は計測器を使って50mのタイムトライアル。
ストライドは「伸びる」もの。
ピッチは「上げる」もの。
良い練習ができたと思います。
次回の練習
次回は11月28日(日)に岩屋緑地公園で行う予定です。
坂や階段を使った練習は股関節をしっかり使うことができ、「筋肉の稼働率」を上げる効果が期待できます。
「きつい」と感じることも多いと思いますが、その分戻ってくるものも多いと思います。
ふるってご参加ください。
体験や見学も大歓迎です。
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